◆NIT ブログ
【お仕事紹介】測量・土木・電気にはどんな仕事がある?
こんにちは!
前回のブログで、建築分野の職業について知りたい!という方向けに、お仕事の紹介をしました。☞ブログ記事はこちら
今回は測量・土木・電気のお仕事紹介をしていきたいと思います🌝
【測量士】
橋やトンネル・道路などの土木工事を行う土地の位置や面積などを測り、
その数値を基に図面うや計画を作ります。
建造物を造る際には基本情報を作成する街作りの陰の立役者です。
⇒測量士補・測量士(国家資格)が必要です!
【ドローン操縦士】
ドローンを飛行させて目的に合わせて操縦する仕事です。
農薬散布や空撮、測量、警備会社での点検・検査、消防、宅配やインフラ管理など
様々な業界で活躍することができます。
⇒一等無人航空機操縦士・二等無人航空機操縦士(国家資格)が必要です!
【電気工事士】
住宅・店舗・工場・病院など、ありとあらゆる建物において、
電気設備の設計・施工を行う仕事です。
現代に無くてはならない「電気」で暮らしを支える重要な仕事です。
⇒第一種電気工事士・第二種電気工事士(国家資格)が必要です!
電気工事士のお仕事がもっと詳しく分かる!動画もご覧ください(^^)↓
【電気主任技術者】
日々使う電気が安全に供給されるように、電気設備の保全や管理を行うことが主な仕事です。
人々の快適な生活や事業の発展に貢献する、電気の安全を守るスペシャリストです。
⇒第一種電気主任技術者・第二種電気主任技術者・第三種電気主任技術者(国家資格)が必要です!
いかがだったでしょうか?
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【お仕事紹介】建築にはどんな仕事がある?
こんにちは!
高校生の皆さんは進路研究を始めた方も多いかと思います。
いろいろな職業を調べるにあたり、「建築やものづくりに興味があるけどどんな仕事があるんだろう・・?」と
気になった方に、今回は建築のお仕事紹介をしていきたいと思います🌝
【建築士】
住宅や学校などあらゆる建物を設計し、設計図をおこします。
建物の安全性、間取りやデザインなど、様々な面を考えながら総合的に設計する
“かなめ”の仕事です。
⇒一級建築士・二級建築士(国家資格)が必要です!
建築士のお仕事がもっと詳しく分かる!動画もご覧ください(^^)↓
【BIM・CADオペレーター】
建築士やデザイナーなど設計者の指示に従い、専門の設計ソフト(BIM/CAD)を駆使して
図面を修正・調整・作製します。
設計者と一緒に作品を作りあげていく喜びのある仕事です。
⇒BIM Revit Architecture(世界共通ライセンス)の資格があると有利です!
【インテリアコーディネーター】
「お客様の希望を聞いて、それに合ったコーディネートをする」ことで
住宅や店舗・オフィス・公共施設などに命を吹き込みます。
建物の装飾段階を担う華やかな仕事です。
⇒インテリアコーディネーター(公的資格)があると有利です!
インテリアコーディネーターのお仕事がもっと詳しく分かる!動画もご覧ください(^^)↓
【大工】
建物の骨組となる柱や梁(はり)を組んだり、天井や壁の下地を作ったり張ったりします。
作業所で加工したものを現場で組立て、建物をつくる職人仕事です。
⇒技術力があると有利です!
大工のお仕事がもっと詳しく分かる!動画もご覧ください(^^)↓
(この動画では宮大工について説明しています)
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【新設学科紹介】電気主任ライセンス専攻科
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2024年度生募集より新設される
【電気主任ライセンス専攻科】を紹介します(^^)/
電気分野の高度人材「電気主任技術者」を目指すことが出来ます!
💡電気主任技術者とは?
発電所や変電所、工場、ビルなどの受電設備や配線など、電気設備の保安監督として従事することが出来ます。
また、電気設備を設けている事業主は、工事・保守や運用などの保安監督として、
電気主任技術者を選任する事が法律で義務付けられているため、社会的評価が高い仕事といわれています。
【電気主任ライセンス専攻科 学科概要】
学科名:電気主任ライセンス専攻科
年数:1年
開設時期:2024年4月開設
入学定員:15名
取得を目指す資格:第3種電気主任技術者 他
目指せる職業:電気主任技術者、電気工事士、工事担任者、電気工事施工管理技士、情報通信エンジニア、消防設備士 など
入学対象者:本校「電気・通信エンジニア科」卒業者、または高校電気科等で「電気関連の資格取得済」の方が対象
【学科の特徴】
①国家資格「第3種電気主任技術者」の在学中合格を目指す!
電気工事士の資格を取得したのち、主任技術者を受験することにより、合格までステップアップしていくことが可能。着実に合格を目指していきます。
②4つの科目試験項目に合わせて効率的に学習ができる!
電気主任技術者試験には4つの科目試験があります。仕事をしながらでは難しい国家資格取得のための知識を効率的に学びます。
③2つの国家資格所有で活躍の場が広がる!
電気に関連する工事ができる「電気工事士」と、電気設備の保安監督ができる「電気主任技術者」
その両方の資格を持つ高度人材になり、多方面での活躍が可能に!
もっと詳しくこの学科が知りたい!!!
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【新設学科紹介】ドローンソリューション専攻科
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2024年度生募集より新設される
【ドローンソリューション専攻科】を紹介します(^^)/
1年でドローン国家資格を目指すことが出来ます!
2022年12月よりドローンの免許は国家資格に!
街中をドローンが飛び交い国民生活に貢献する未来を実現するための法整備が進められ、2022年12月にドローンの操縦ライセンス制度がスタート。
「空の産業革命」と言われており、今後のドローン操縦業務では免許取得者が必要となっていきます。
【ドローンソリューション専攻科 学科概要】
学科名:ドローンソリューション専攻科
年数:1年
開設時期:2024年4月開設
入学定員:15名
取得を目指す資格:二等無人航空操縦士 他
目指せる職業:ドローンパイロット、ドローン測量技術者、被破壊建物検査ドローン操縦士、警察官、消防士、土木職公務員 など
【学科の特徴】
①ドローン国家資格取得を目指す!
基礎知識から航空法の法律、安全に関する事項まで幅広く知識をつけていきます。飛行訓練も実際に行い、短期間での合格を目指します。
②充実の飛行実習と企業連携で業界の即戦力へ!
学校施設や近くの広大な公園でドローン実習など最新かつ多様な実習を実施。
③国家資格技能証明制度対応ドローンスクールと教育連携!
JUAVACドローンエキスパートアカデミー北海道校の運営会社「(株)ドリームベース」と教育連携し、
ドローンサッカーやドローン滅災士も学べます。
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電気工事士とは?資格の種類や取得方法、合格難易度まで【なり方】を詳しく解説!
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電気工事士とは?資格の種類や取得方法、合格難易度まで【なり方】を詳しく解説!
電気工事士の仕事に興味を持っているあなた。 電気工事士は将来的にも需要が安定しており、 「手に職を付けたい」とお考えの方にピッタリの職業です。ここでは、電気工事士の具体的な仕事内容、やりがいや大変さなど皆さんが気になる点について卒業生の実体験エピソードも含めながら、ピックアップしてまとめていきます。
電気工事士とは
電気工事士は、わたしたちの生活に無くてはならない「電気」を支えています。
住宅やビル、マンション、工場、スーパーなどの様々な建物で、電気が安全に使用できるように工事や管理をしたり、 携帯電話やインターネットが繋がるように基地局をつくったり、電車が毎日安全に運行できるように鉄道の電気設備を管理したり。ときには、地震や台風などの災害が起きたとき、いち早く現場に駆け付け、電気設備を復旧させてくれているのも電気工事士です。日本のエネルギー源である電気を扱える電気工事士は職業としての価値も高く、 社会からの需要がなくならない安定した職業だと言えるでしょう。
電気工事士の資格の中で最も有名なのが、「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」の2つです。資格によってできる仕事の範囲が異なるのですが、例えば二種を持っていると「一般用電気工作物の電気工事の作業」ができます。これは簡単に説明すると、「住宅やコンビニなどの小規模のお店の電気工事ができるようになりますよ」ということです。電気工事士は資格を取得し、免状を交付されていないと実務工事は出来ません。
無資格でもできる業務内容としては、手元作業と呼ばれる先輩の補助作業が中心で、 その他、荷物運びや現場の掃除などの単純作業のみになります。
電気工事士の資格を持っていなくても電気の仕事に携わることはできますが、 担当できる業務範囲は限られてしまうので、将来的には資格を取ることを視野に入れておいたほうが良いでしょう。
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電気工事士資格の種類・取得方法・合格難易度など
電気工事士の資格には、「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」の2種類があります。 第二種が電気工事士の入門編となっており、 第一種がより上位の資格です。そのため、基本的には第二種電気工事士の受験から始める方が多いです。ここでは一種と二種の違いや試験概要などについてまとめています。
電気工事士「一種」と「二種」の違い
電気工事士として活躍したいのであれば、まずは第二種電気工事士、更に経験を積んで第一種電気工事士と、どんどん上位の資格取得を目指していきましょう。第一種電気工事士の資格まで取得することによって、携わることのできる工事の幅が広がるのはもちろん、転職をする際にもとても有利です。
「第一種電気工事士」試験概要まとめ
「第二種電気工事士」試験概要まとめ
電気工事関連の資格アレコレ
電気工事士関連の資格は、まだまだたくさんあります。必要な仕事に応じて、できるだけたくさんの資格取得を目指しましょう。
一例として、下記のような国家資格があると就職・転職に有利でしょう。
このように、たくさんの国家資格があります。自力で取得するのは難しい資格ですが、専門学校では上記のような資格取得を目指すカリキュラムが整っています。
電気工事士の仕事内容、やりがいとは
電気工事士に興味を持つと、工事現場のリアルな様子や、仕事で大変なことなどが、気になりますよね。ここでは実際に、電気工事士の仕事で大変なこと・やりがいをお伝えしていきます。
お仕事の具体例・就職先選択肢の広さ
電気工事士の1日の流れは、勤め先の会社や担当する仕事内容によって異なります。日勤で働く方の例をまとめてみました。
<日勤(8:00~17:00)の場合>
7:00 事務所に集合し、荷物を積んで現場へ出発
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8:00 到着後、1日の作業内容を確認し、業務開始
▼
◎新築住宅の建設にともなう電気工事
図面を見ながら決められた場所に配線工事を行ったり、コンセントや照明器具の設置工事を行ったりします。
▼
12:00 お昼休憩
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13:00 午後の作業を開始
午前中に行った工事の続きや、テレビアンテナやエアコンなどの取り付け。1日の作業内容が一通り終わったら事務所へ戻ります。
▼
17:00 事務所へ戻ったら、作業日報の記入と次の日の準備を行って解散
電気工事士は携わる仕事内容によって夜間作業を行う場合もあります。 特に鉄道の電気工事等は、電車の運行が終了した後にしかできない作業もあるので夜間作業が発生しやすいです。
電気工事の仕事は、思った以上に沢山の仕事の種類があります。大きく分けると建築電気工事と鉄道電気工事の2種類に分かれます。
どんな点がやりがい?逆に大変なことって?
電気工事と聞くと「大変そう・難しそう」というイメージを持つ方も多いと思いますが、 電気工事業界で活躍している方の中には、10年・20年と何年も長く続けている方が多くいます。配線を間違えないよう慎重な作業が必要な職業ではありますが、 それだけ長く続けられる理由は、電気工事士ならではのやりがいや魅力があるからに他なりません。下に電気工事士のやりがいについてまとめてみました。
1.達成感(安堵感・充実感など)
達成感はこの仕事で1番と言っていいほどの、やりがい・魅力であると言えるでしょう。 苦労を乗り越え、試行錯誤した現場に電気がついた瞬間、「良かった。苦労した甲斐があった。」「自分がこの電気をつけたのか。」と様々な思いを感じるそうです。
2.成長を実感しやすい
資格を取得した時、できる工事が増えた時、周りから「良い仕事をするようになったな。」と言われた時、 1人で現場をおさめられるようになった時など、様々な瞬間で成長を実感でき、そこにやりがいがあるとのことでした。
3.技術・実力を評価してもらえる
現場で必要なのは、工事を正確に素早く進める技術や知識です。 逆にいうと、技術が身につけば、工事現場で任されることも増えて、存在感が増していきます。 その頃には、会社からの評価も高まり、昇給など目に見える形でかえってくるものがあります。
4.社会貢献度の高さ・感謝される喜び
電気は様々な場で必要とされています。社会に貢献できているという喜びはこの仕事ならではだ、という声も多くありました。 お客様から「ありがとう。これで便利になった」「本当困っていたから、助かったよ。」と声をかけてもらえた時も、嬉しい瞬間の1つとのことでした。
★NIT卒業生にも仕事のやりがいについて聞いてみました!
「電気工事は自分で配線を組んで、照明器具を取り付け、点灯試験までの一連の流れを自分で行います。最後点灯試験をして電気がついた時には達成感とやりがいを感じます」(2013年 電気電子工学科卒 小林さん)
将来性はどう?需要が高まる理由
電気業界は日常生活に関わる職種であるため、需要がなくなることはありません。便利な世の中になるほど、それを支える「電気工事」の件数は増えます。ただ、「仕事はあるのに、工事できる人がいないから会社を継続していけない・・・」という事例が多くあるのです。
これから先も、都市再開発が活発化し、工場・オフィスビル・大規模マンション・アミューズメントパーク・複合施設の建設が進んでいきます。
しかし、これらの工事は高電圧の電気工事となるため、第一種電気工事士が必要となります。この資格は、免状の取得には「第二種電気工事士を取得後5年以上の実務経験を有する」となっていることもあり、「電気工事の仕事の経験者」が合格後の免状を取得できます。免状の取得に制限があるために技術者の急激な増加には繋がらず、充足するに至らないのが現状となっています。ですので、電気工事士をある程度抱えなければ、電気工事会社自体が生き残れない世の中になっていくと予想されます。
ハローワークの有効求人倍率から見ても電気業界は他業界に比べ採用活動が活発化しています。今電気業界は1人の求職者に対して4.57件の求人案件があり、これまでに見ない売り手市場になったと言えます。また、電気工事士の試験受験者は、年々増えています。 2006年から2016年にかけて、第二種電気工事士の筆記試験・受験者は、約1.7倍になっています。 電気業界は大手企業が人員募集を多くかけている業界のため、大手企業に就職できる可能性も高く、不景気の今 電気業界の人気が高まりつつあります。
独学でも大学でもない「専門学校」で電気工事士を目指すメリットとは
高校や大学・専門学校などの電気を扱う電気科や工学科に通えば、 基礎や専門知識を学ぶ方法もあります。 特に、専門学校では授業のカリキュラムに電気工事士の資格取得が組み込まれていることもあるので、 在学中に資格を取得して就職に活せる学校も多いようです。この、「試験対策授業を受けられる」というところが進学の大きなメリットになります。
一方、大学の工学部ではそもそも電気工事の対策授業を行っているところがほとんどないため、独学での受験となります。そのため、電気工事士を目指して大学に進学することを考えていた方は、一度立ち止まって考えてみる必要があります。
その他、職業訓練校や通信講座を利用して電気工事を学び、 資格を取得している方もいます。独学の場合、かかる費用は通信講座や講習会よりも安くはなります。が、電気工事士には筆記以外に技能試験があります。その対策を別に考えなければいけません。既に見習いとして働きながら電気工事士の資格取得を目指す人は、職場で先輩の実務を見ながら技能の勉強をすることができます。ただ、まだ働いてもいない状態の場合、技能試験の対策を独学のみで学ぶのは非常に難しいです。独学で進めていこうと思っても、練習で完成した配線が合格に値するものなのかどうかをテキスト頼り判断することは難しく、挫折してしまう人も少なくありません。特に初心者の人で「第二種電気工事士」の資格から取得しようと思っている人は、知識が全く無い状態からのスタートなので、なおさら独学での勉強は難しいでしょう。
電気工事士を目指したいと考えている方は、まずは「専門学校への進学」を考えてみてはいかがでしょうか。
実際に新潟工科専門学校にて授業を受けた感想について、卒業生に聞いてみました。
小林 良和さん(十日町高校出身/電子電気工学科2013年3月新潟工科専門学校卒業)
NITでは資格取得や就職活動で先生方の強いサポートを受けられます。在学中に取れる資格もたくさんありおすすめです。他にも、NITにはプロが来て電柱を昇る訓練をする授業があり、この授業が現場に行ってから非常に役に立ちました。本当にプロの方が教えてくれるので「実際にこうした方がいいよ」とか「そうすると危ないよ」という危険なポイントも教えてくださるのでとても役に立ちました。
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建築デザイナーとは?仕事内容、なり方や関連資格、デザインのトレンドまで
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建築デザイナーとは?仕事内容、なり方や関連資格、デザインのトレンドまで
建築物の外観、空間をデザインする職業。建築デザイナーになるには、どんな資格が必要なのでしょうか。また、建築士とは何が違うのか?皆さんが気になる点について、ピックアップしてまとめていきます。
◇建築デザイナーとは
建築デザイナーとは、住居や公共建築物などの外観や居住性、機能性などを総合的にデザインする職業のことを指します。対象の建築物はどういう機能を持っているか、何年ほど使う予定なのかといった要素に応じて、最適な建築デザインは変わります。自分で事務所を構え個人住宅などをデザインする人や、企業の設計部に入り都市ビルや図書館等の公共的な建築をデザインする人など、仕事には幅があります。
建築デザイナーの仕事内容を知る
建築デザイナーの主な仕事内容は、設計コンセプトや構想をつくり、建物の外観や空間デザインなどを製作すること。具体的にはどのような業務を行なっているのでしょうか。ここでは建築デザイナーの主な業務をご紹介します。
- ヒアリング、打ち合わせ
- フィールドワーク(下調べ)
- プログラム(情報管理、資料作成)
- コンセプト、デザイン画の作成
- プレゼンテーション
- 図面作成
- 建築模型作成
- 修正、デザイン
- スケジュール管理
これらの工程を行ったり来たりするとより良い建築になります。単にデザインをつくるだけが仕事ではなく、それを実現するために何が必要でどうすれば可能になるのかを考えつつ、多様な業務に対応します。建築デザイナーは、クライアントやチームメンバーと打ち合わせを重ねながら、このような業務を行なっています。そして、近年の建築は完成までのスピードも上がっているので、スケジュール管理も重要な業務のひとつです。期日を守りながら修正を重ね、デザインを完成させていきます。以前はスケッチブックなどに手描きでイメージを描く方もいましたが、最近ではCGや3Dを使ってデザイン案を作成する方のほうが多いです。
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「建築士」「建築家」とは、何か違うの?
建物の設計に関わる人の呼称として、建築デザイナー以外にも、「建築士」や「建築家」といった言葉が使われるときがあります。
どれも似たような言葉に見えますが、建築士が国家資格である一方、建築デザイナーや建築家という名称の国家資格は存在しません。
上記のことから結論付けるなら、
●建築デザイナー
必須資格はなし。
市場が何を求めているかを考え、意匠デザインを重点的に行う。
●建築士
国家資格の取得が必須。
構造や設備の設計を重点的に行う。
●建築家
必須資格はなし。
自分が何を作りたいかを考え、意匠デザインを重点的に行う。
ただし、何の実績もない人間が名乗っていると罰せられる可能性もあります。
このように、建築デザイナーの仕事は、建築士の仕事よりもデザイン的な要素が強いと言えるでしょう。
また、「建築デザイナー」や「建築家」と名乗ることに資格は必要ないものの、建築に関する資格を有し、仕事に役立てている方が非常に多くいます。
仕事のやりがい・大変さとは
限られた空間を魅力的に演出するにはどうすればよいか、またそれを実現するために必要な設備や装飾品は何か、といったことを考えるのが建築デザインの仕事。適切な商品を提案できるよう、街中のショップをのぞいてリサーチすることもあります。
もともと、インテリアなど装飾品が好きな人が多いので、こうした作業も楽しくできますし、趣味を仕事にできることから「やりがい」につながるでしょう。
そして何よりも、自分がデザインしたものがカタチとなって完成したときの喜びは格別。多くの人が協力し合って、お客様の財産となる建築物を完成させるという達成感や充実感、さらに、そこに住むお客様の喜びの声をいただくことも、やりがいにつながります。
お客様と打ち合わせをしていくなかで、何度もデザインを描き直すことがあります。「こういうデザインが今の流行である」など、デザインの基本も提案しますが、大切なのはそういった常識よりも「お客様が何を求めているか」ということ。独りよがりにならないよう、求められていることを大切にして提案するよう常に務めることが大切です。
また、職人などとの打ち合わせで「これを実現するのは難しい」など、衝突することも。何度も何度も修正すると、自分にはデザインの才能がないのか?と疑うこともありますが、それでも最終的にデザインが決まると、「いいものを作ることができてよかった」と喜びを感じられるでしょう。
建築デザイナーになるには
建築の専門学校や美術大学の建築コースで学び、建築会社やデザイン事務所、ハウスメーカーに就職するという方法が一般的です。学校へ行き、建築デザインの知識や技術を身に付けておけば、その後の就職がしやすくなります。資格の取得やポートフォリオ(作品集)の作成なども行なっておくと良いでしょう。では、建築デザイナーになるにどんな資格が求められるのか、以下にまとめてみました。
求められる資格や取得方法まとめ
先述のように、建築デザイナーに必須となる資格や試験はありません。ただし、建築士の資格は、建築デザイナーの仕事内容に大きく関わるものです。ここでは、建築士資格の中でも一級建築士と二級建築士の概要や取得方法についてご紹介します。
●一級建築士
一級建築士は、建築士系の資格の中でも最も難易度が高いとされている国家資格。取得者は幅広い建築設計を手掛けることができ、面積500m2以上の大規模建築、または高さ13m以上の木造建築の設計も可能です。
ただし、受験には厳しい資格が定められています。受験資格は以下の通りです。
①大学で指定科目を修めて卒業していること(免許取得までは実務経験が2年必要)
②短期大学(2年制)もしくは高等専門学校で指定科目を修めて卒業していること(免許取得までは実務経験が4年必要)
③二級建築士として4年以上の建築実務経験があること
④建築設備士として4年以上の建築実務経験があること
⑤その他国土交通大臣が特に認め、所定の建築実務経験がある場合
一級建築士資格を目指すには、「大学」「短期大学」「専門学校」のどれかで指定科目について学び、実務経験を積むという方法が一般的なルートになります。建築関係の学校を卒業していなければ、建築士を目指すことができないのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、方法がないわけではありません。2級建築士の場合は、実務経験を7年経ることで、受験資格を得ることができます。まず、2級建築士を取得した上で、1級建築士試験を受験する、というようにステップアップしていくことが可能です。また、2018年の建築士法一部改正により建築士試験の受験資格が緩和されたため以前よりは1級建築士を目指しやすくなりました。この変更の影響をより多く受けるのは「学生」の方です。卒業した年に1級建築士試験を受験することが可能になったということは、学生時代から学習をスタートさせることができるということです。
●二級建築士
二級建築士は、建築基準法により定められている国家資格。取得することで、戸建住宅をはじめとした、規模が小さな建築物の建築設計を手掛けることができます。
一級建築士に比べると受験資格はやや緩く、扱える建築物の条件は限られています。受験資格は以下の通りです。
①大学、短期大学、または高等専門学校において指定科目を修了して卒業していること
②高等学校、または中等学校において指定科目を修めて卒業していること(免許取得までは実務経験が3年必要)
③建築設備士
④その他都道府県知事が特に認め、所定の建築実務経験がある場合
⑤7年以上の建築実務経験があること
二級建築士を目指すには、一級建築士と同じく「大学」「短期大学」「専門学校」で指定科目を学んで資格を得るルートが一般的です。また高校で指定科目について学んだ方に関しては、受験が可能です(ただし、免許取得には実務経験が必要)。少数ながら大学や専門学校へ通わずに資格取得に挑戦し、夢を叶えているケースはありますが、その場合も通信制や夜間学校、資格対策のスクールに働きながら通い資格取得をするケースが多いです。
- 木造建築士
- インテリアコーディネーター
- インテリアプランナー
- 測量士
- 宅地取引主任者
- 商業施設士
- CAD利用技術者試験
- 建築CAD検定試験
- カラーコーディネーター
- 色彩検定
建築関連の資格は、設計に関するものからインテリアに関するものまで多く存在します。この他、設計に役立つCADの知識や色彩に関する知識も習得すれば、より幅のある働き方ができるでしょう。
進学か就職か独立か | キャリアの作り方あれこれ
建築デザイナーの就職先としては、個人建設事務所や工務店、デザイン事務所などの建築系会社、または個人住宅を作るハウスメーカー、そして大規模な建築を手掛ける総合建設会社などが挙げられます。
建築系会社やハウスメーカーでは、個人宅を中心に、店舗や施設など、比較的小規模な建築を手掛けることになるでしょう。一方、総合建設会社に就職した場合には、商業施設や企業ビル、マンションなど、大規模な案件に携わることになります。
このように、どんな会社に就職するかによって扱う建築物は違い、その作風にも差があります。建築デザイナーとして就職先を選定する際には、自身の目標や好みに応じて慎重な検討をしましょう。
また、建築デザイナーは、独立して自身で会社を起こしたり、フリーデザイナーとして活動したりすることもあります。実際NIT卒業生の中にも一級建築士を取得し、建築事務所を立ち上げて活躍されている方もいます。
どんな人が向いている?年齢や性別等の条件面も確認
建築デザイナーには芸術的センスの他に、利便性や快適性など合理的な考え方も必要とされ、 活躍している方の多くは、
・打ち合わせ時に立体的な絵を描ける画力
・図面作成など膨大な作業にも耐えられる忍耐力
・計画を管理するマネジメント力
・アイデアをきちんとした言葉で説明するコミュニケーション力
等多くの能力をフルに活用して仕事をします。
建築デザイナーは、建築全般に関わる仕事です。そのため、建築やデザインはもちろん、設計にも興味や知識がある人は、この仕事に向いていると考えられます。
また、優れた建築物を作るためには、芸術的センスも求められます。よって、高い感性や独創性を持っている人も、建築デザイナーに適していると言えるでしょう。
建築デザイナーで求められる「一級建築士」の年齢や性別等の条件面も確認してみましょう。
一級建築士は20代が1%しかおらず、40%近くが60代以上です。
ざっくりまとめると、20代は1300人、30代は15000人、40代は33000人、50代は37000人、60代が最も多く41000人、70代が30代と同じくらいで11000人、80代が20代と同じくらいで1300人となっています。建築士もかなり高齢化が進んでいますね。
男女別の一級建築士の人数ですが、約88%が男性の一級建築士で、残り22%ほどが女性の建築士となっています。一級建築士の人数は、2019年で全国に37万3490人います。年々増加しており、年齢別では40代前半と60代前半の一級建築士が多いです。2018年に行われた建築士法の一部改正により、目指しやすくなった一級建築士。これからは20代や30代の人数が増えていくのではないでしょうか。
「建築デザイン」の考え方やトレンド
ここでは、一般的に高い評価を得ている建築デザインが備えている要素を項目ごとに解説します。
コンセプトが明確
設計者の意図や目的が分かりやすい建築物は、高い実用性や強い存在感を備えているものです。例えば窓を南向きに設置することで光を取り入れたり、雪が積もらないように屋根を急角度にしたりするなどがコンセプトとして挙げられます。
良質な建築物を作るうえで、明確なコンセプトを決めるというのは欠かせない過程です。建築家と依頼者がそれぞれ意見を述べることによって、初めて双方のこだわりを反映した建物が作れます。
シンプルで機能的
余分な建材や派手な装飾が使われていない、シンプルな建築物には独特な良さがあります。
例えば四角い居住スペースに三角形の屋根の家は、簡素な見た目ですが居住性が高く、建築コストも抑えやすいので、日本の家屋として用いられやすい形です。
そして、丸太や打ちっ放しのコンクリートなど、素材の質感が強調されている建築物からは、建材が持つ温かみや力強さなどを分かりやすく見て取ることができます。
顧客のニーズに応えている
顧客にとって良い建築デザインを目指すには、当然ながら顧客が提示したニーズに応える必要があります。そして、完成直後だけでなく、長期的に高い機能性を保てる空間を構築することも、良い建築デザインを作るうえで重要な考え方です。長年使用する建築物では、住んでいる間に家族構成が変わることや、家具の種類や量が増減することも考えられます。優れた建築業者は、年月の経過による外装や内装の変化が、家主にとってマイナスの影響を与えないように設計を工夫しています。
革新的な技術を用いている
現代では耐震設計の研究や軽量な建築素材の開発が進んでおり、超高層建築や巨大なドームといった技術力を証明するような建築物が国内外で増えています。
新しい技術を用いた建築デザインを形にすることで、建築デザイナーの技量を対外的に証明できます。もちろん実際に設計できると一番良いですが、中にはデザインのみをメインに行う建築家もいるようです。
合理性が要求される建築デザインに独創性を取り入れることは困難とされており、目新しく独創的なデザインを作れる建築家は高く評価されやすいといえます。
周辺環境とのバランスが良い
住宅地や商店街などに建物を新築する際には、建てた建築物が周りの環境に溶け込めているか、上手くバランスが取れているかが重要になります。
周辺環境に配慮した建築デザインの一例として、一部の観光地では建物の高さに上限が設けられていたり、使える色が制限されていたりします。そこで、高さや色合いを揃えることで地域の景観を保つ効果が得られます。
自然環境の中に家を建てる場合、周囲にある森林を極力残すように意識して建築することで、自然と調和した建築デザインの家を建てられます。光合成による二酸化炭素削減が見込めるので、エコロジーな住宅が出来上がります。
建築デザインの基本要素と学びのポイント
建築デザインとは何か。学びのポイントと共に新潟工科専門学校の講師に聞いてみました。
<建築デザイン科 講師より>
建築デザインは他の職業と比べて「これが役割・これが出来る」というものがすぐ思い浮かぶ職業ではないかと思います。例えば、医者なのであれば病気を治す。先生であれば成績を伸ばしたり、受験に合格させるというような役割がすぐに思い浮かぶと思います。では建築デザインの役割とは何なのでしょう…?
建築デザインは、その人にとってよりよい空間を作り健康を保ったり、勉強をしやすい環境を設計したりします。つまり建築デザインとは「お客様にぴったりな空間をなんでも形にできる」のです。その建物に関わる方のことを考えて建築された建物こそが良い建築デザインとなります。「相手の気持ちを考えてデザインをする」これが建築デザインを学ぶうえで1番大切にしてほしい点です。
最新事例に見る建築デザインのトレンドとは
建築デザインのトレンドを見てみましょう。
1.ナチュラル
テレワークの普及などもあり都市部から離れた町への移住がブームになっています。いわゆる「田舎町」では、“自然に囲まれて暮らす”というスタイルが多く見られます。
自然素材を利用した暖かみのある住宅は幅広い世代に人気が高いです。また、中古住宅のリノベーションでは、柱や梁(はり)などの構造材をあえて見せるデザインもナチュラルデザインとして好まれています。
2.モダン
ナチュラルデザインとともに安定した人気があるのは、“モダンデザイン”です。ボックス型で構成された外観をモノトーンでまとめるデザインは、スタイリッシュで都会的です。シンプルであることから、飽きることなく長年住みやすいデザインとして好まれています。
また、デザインソフト(建築設計ソフト)にもトレンドはあります。
現在は「BIM(ビム)」という建築設計ソフトが現在のトレンドです。
BIMについてはコチラ
BIMを操作できることで就職に繋がることも多く、「BIMが扱える人」が近年企業からも求められています。
~建築デザイナーのタマゴに聞く~ 過去→現在→未来
建築デザイナーを目指しているNIT在校生に、建築デザイナーを目指したきっかけやNITを選んだ理由についてインタビューしてみました。
新築を見るのがとても好きで、将来自分の住む家をこだわって設計したいと思ったことが建築デザイナーに興味を持ったきっかけです。NITでは二級建築士を早期に取得できるため、早く就職したいと考えていたためNITに決めました。現場で働いていた先生方が身近にいるので、自分には分からない現場のことだったり、実技的なこと、たくさん先生方に聞いていき多くの学びがある学生生活にしたいと思います。聞く話では想像できないこともあると思いますので、実際に家を設計したり現場監督したりと、さまざまな仕事に就き、多くのことを学んで、お客様の要望以上のものが提供できるようになりたいです。(建築デザイン科2年 真壁さん)
まとめ
ここまで、建築デザイナーについて解説してきました。
NITでは、建築デザイナー/一・二級建築士の合格を目指す高校生の皆さんを応援しています。資格の取得を目指している方は、専門学校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。学校の雰囲気は、オープンキャンパスにて知ることができます。
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大工になるには?資格の種類や仕事内容、スキルアップに必要なことは【卒業生インタビュー付】
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大工になるには?資格の種類や仕事内容、スキルアップに必要なことは?【卒業生インタビュー付】
大工の仕事は、建物の骨組となる柱や梁、天井、外壁、内壁、床などの下地を、木材でつくることです。具体的な仕事内容としては、作業所で行う「加工」と、現場で行う「組立」の2つが主であり、重い資材を扱うための屈強な筋力と体力、そして繊細な職人技術が要求されます。大工になるには、どんな資格が必要なのでしょうか。また、資格の種類や取得までのステップは?大学と専門学校での学びはどう違うの?皆さんが気になる点について、ピックアップしてまとめていきます。
大工になるには?
◇大工とは
大工とは、建築士の作成した設計図に従って建築材料を加工し、主に木造建築物を建てる職業です。設計図を正確に読み取って寸分の狂いなく加工する技術のほか、建材や建築技術についての知見も必要です。木造軸組み工法の住宅では、住まいの出来栄えは大工の腕にかかっているといっても、過言ではありません。長い伝統を持った職業ですが、建設機械やITの発達によるCAD設計図面など、大工の仕事は急速に変化を遂げています。求められる建築もバリアフリーや耐震構造、断熱材の使用、シックハウスの回避など、ライフスタイルや環境の変化による影響を大きく受けています。住を担う重要な職業で、今後も一定の需要が見込まれる職業です。
大工の仕事内容や種類に関して
大工の仕事は、所属する工務店やハウスメーカーが建築工事を受注するところから始まります。工事を請け負うと、まずは設計図面や仕様書、工程表などの資料を読み込み、必要な資材を発注したり、工事の段取りを考えます。図面のなかで不明点があったり、問題点があれば、発注元の建築士と打ち合わせしたり、改善策を提案したりしていきます。
資材が揃ったら、まずは作業所で木材の加工処理を行い、そのあと現場に資材を運んで、組み立て作業となります。家の骨組みをつくるところからが大工の仕事です。そして、屋根や外壁の下地組みと下地張りの後、サッシ枠を取り付けます。その後、床下地組み、天井下地組みと下地板張り、内部壁下地組み、フローリングなどの床材施工、壁下地板張りなどを行います。内装工事や電気工事などを請け負う専門業者と協力して工事を進めていきます。
現場での作業は、基本的に現場監督が担当しますが、現場監督は一般的に複数の工事を抱えており、それぞれの現場に常駐しているわけではないため、実質的に大工が現場を取り仕切ることもよくあります。すべての下地づくりを終えたら、その後の完成までの工程は次の業者に委ねて、一連の大工の仕事は完了となります。
大工には、町大工、宮大工、数寄屋大工、船大工、建具大工、家具大工、型枠大工、造作大工など、手掛けるモノや保有する技術の異なる複数の種類があります。なかには、数寄屋大工や船大工のように、時代の移り変わりによって非常に稀少になってしまった職種や、建具大工や家具大工のように、大工ではなく職人に分類されるようになった職種もあります。
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大工になるにはどんなステップ/ルートがある?学校選びのポイントとは?
大工になる場合、資格や学歴はそこまで影響しません。早い人であれば中学卒業後に親方に弟子入りしますが、近年はそういう方は非常に少なくなっています。高校卒業後に工務店に就職し、時間をかけてスキルを身につける方もいます。
ただし、後述の資格の一部を取得するには、高校や高等専門学校、専門学校、大学にて土木、建築学科を卒業する必要がありますので、資格取得によって将来的なキャリアアップを望む場合、少なくとも高校で該当学科を卒業することが必須です。
一人前の大工と呼ばれるまでにかかる期間は、ハウスメーカーによる建売住宅の大工であれば3年程度。自ら部材を加工し、木組みや彫り込みまでこなして特別注文の家を建てられる、昔ながらの職人大工であれば5年〜10年かけて一人前と呼ばれるようになります。
大工に向いているのは、やはりモノづくりに喜びを感じることができる人が一番でしょう。建築士の作成した図面を自らの手で再現するためにも手先の器用な方は特に向いています。また、職人気質も見られる世界なので、そういった環境に馴染む力も必要です。最近では女性でもこの世界に飛び込む例が増えており、新潟工科専門学校でも近年毎年女子学生の入学があります。
どんな人が向いている?年齢や性別等の条件面も確認
「大工が行う仕事」というと、やはり体力勝負な一面が強くイメージされるのではないでしょうか。しかし、大工の仕事内容は実にさまざまです。大工の仕事の特徴から、大工に向いている人の特徴をまとめてみます。
- 立体的・空間的な把握能力に長けている人
- コミュニケーション能力が高い人
- 肉体労働をこなしながらも頭が使える人
大工の仕事のほとんどは、体力を求められる作業になります。しかし、実際に建築物の組み立て作業に入る前には、設計という仕事が必要です。
図面の処理、あるいは設計書を読み取って作業に反映させる過程には、空間把握能力がとても重要になります。
また、大工の仕事は1人で行うものではありません。多くの大工や建築士、工務店の作業員が関わることになります。その中で、スムーズに作業を行っていくためにも、お互いに気を遣いながら円滑の作業を進めるためのコミュニケーション能力も大切です。
大工になるために必要な条件の中で年齢に関わるものはほとんどありません。つまり年齢に関係なく大工を目指すことは可能といえます。しかし、大工への就職が成功したとしても、1人前の大工になるまでには10年ほどの期間が必要です。また、実際の作業での体力的な問題や、周りの若い世代と馴染めるかなどの部分も考えなくてはなりません。こういった部分から、少しでも大工に興味があるのであれば早い段階から目指すことをオススメします。
また、女性でも大工になることは可能です。NITでは毎年クラスに1~2名の女子学生が入学し大工として就職しています。体力勝負だったり、男社会に馴染む努力が必要ですが「女性で大工を目指す」ということは不可能なことではありません。
大工になるのに資格は必要? | 資格の種類や違いに関して
大工は特別な資格がなくてもなれる仕事ですが、取得していると有利な資格や仕事の幅を広げられる資格があります。資格を取得していると、顧客からの信頼を得やすくなるため、名刺に記載している工務店なども見られます。それぞれの資格について説明していきます。
建築大工技能士
建築大工技能士は、木造建築物の大工工事の施工にあたって必要とされる知識や技能の習得レベルを評価する「国家検定(働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度)」となります。試験は都道府県職業能力開発協会によって実施され、受験する級によって必要な実務経験が異なります。
- 1級建築技能士:実務経験7年以上
- 2級建築技能士:実務経験2年以上
- 3級建築技能士:実務経験6ヶ月以上
また、1級建築大工技能士と合格後3年以上の実務経験のある2級建築大工技能士は大工工事業の専任技術者や主任技術者になることが可能です。技能検定に合格した人だけが建築大工技能士○級を明示できます。合格していない人が名乗ると、法令違反となり罰せられます。
建築施工管理技士
施工管理技士の国家資格は6種類あり、工事管理に関する国家資格です。資格の種類によって決められた建設業の業種の1級は専任技術者や主任技術者、監理技術者、2級は専任技術者や主任技術者になることができます。
1級建築施工管理技士は建築一式工事や大工工事を始め、幅広い業種の工事を担うことができます。2級建築施工管理技士は建築・躯体・仕上げの3種類があり、建築一式工事は建築、大工工事は躯体・仕上げの主任技術者になれるなど、種類ごとに取り扱える業種が決められています。受験によっては学歴によって異なる実務経験が必要です。1・2級建築施工管理技士は学科試験と実地試験が行われます。
建築士
建築士は、本来は現場に出る人(大工など)というよりも設計・管理監督をする人のための資格で、戸建住宅のみならず木造ではない小規模な建築物も担当できるようになります。一般的な工務店やハウスメーカーに勤務している大工であれば、二級建築士を取得することを求められます。建築物のプランニングもできるため、キャリアの幅を広げるには必要十分な資格といえます。建築士の資格は学歴によって受験資格に必要な実務経験年数が大きく異なります。大学や専門学校で建築に関する学科を専攻し卒業した場合、実務経験不要で受けることができるので、この資格も学歴が有利に働きます。高卒で指定科目を修めている場合だと3年以上の実務経験が、建築に関する学歴が全くない場合は7年以上の実務経験が必要です。
合格率は25%前後となっていて、かなりの狭き門となっています。なお、より上位の資格として「一級建築士」もあります。一級建築士になると、戸建てだけでなくビルやスタジアムなど大きなものの設計もできるようになります。
その他(組立等作業主任者/建築CAD検定)
「木造建築物の組立て等作業主任者」は、労働安全衛生法に規定された作業主任者の一つで国家資格です。国家資格ではありますが、資格試験ではなく講習を受講し、受講した者の中から事業者によって選任されます。
軒の高さ5m以上の木造建築物の構造部材の組み立て、屋根下地や外壁下地の取り付けなどにおいて、安全面などの監督・指導にあたる責任者に必要な資格となっています。この資格を取ることで、より責任のある立場で仕事ができ、キャリアアップへ繋がるでしょう。
受講資格を得るのは、構造部材の組み立てなどの作業に3年以上従事した者、または学校教育法に定められた大学、高等専門学校または高等学校において土木や建築に関する学科を専攻し卒業した者で、その後構造部材の組み立て等の作業に2年以上従事した者、またはその他厚生労働大臣が認可した者、とされています。
この資格を取る場合は、大学、高等専門学校または高校を卒業していた方が圧倒的に有利となります。また技能講習は各都道府県によって異なるため、各都道府県の労働基準局への問い合わせが必要です。
「建築CAD検定試験」とは、建築用図面をCADを使って描く技量を認定する試験です。資格区分は、准1級・2級・3級・4級に分かれています。試験は暗記で対応できる筆記試験ではなく、実務レベルの建築設計図面を、CADソフトを使用して一定の時間内で作成することを求められます。まさに実践型の実技試験と言えます。建築CADの検定資格を取得することで、知識やスキルを証明することができるので、就職や転職に有利になります。
弟子入り?専門学校?大学?進路選びのポイントとスキルアップの方法
現場を監督し指揮する責任者になる場合には、学歴が必須ではないとはいえ学歴があると非常に有利に働きます。学歴と実務経験を天秤にかけた場合、学歴がある方が断然早く出世への道が拓けますので、大学や専門学校を卒業しておくと大手ゼネコンへの道も望めますし、最低限、工業高校を卒業しておくと大きなアドバンテージになります。大学では主に講義や技術的な実習で幅広い教養を学びますが、専門学校はより現場に即した形で実践的な教育を受けることができます。
進路選びにおいて重視すべきポイント
大学や専門学校では、大工に関連した知識や技術を学ぶことができます。建築系の専門学校には、大工を養成する学科やコースが設けられています。伝統技術と最新工法をバランスよく習得できる学科・コースをはじめ、建築設計と大工技術の両方を関連づけて学べる学科・コース、宮大工などを目指す人たちを対象に伝統技術をしっかり教える学科・コースなど学べる内容は学校ごとに異なるので、カリキュラムを十分に確認しましょう。また、専門学校のなかには原寸に近い模擬家屋の建築に挑戦するところもあります。こうした授業を通じて現場で通用する技術を磨くことが大切なので、実習環境もしっかりチェックしましょう。
スキルアップ/キャリア形成の方法や観点
大工としての技術を身につけ、現場の職人のマネジメントをできるようになると棟梁として現場をまとめられるようになります。
キャリア形成としては、独立し一人親方になったり弟子をとる道も視野に入ります。独立することで収入も大きくアップします。ただし、独立開業には、自ら工事の発注者を探すための営業力も必要です。一人親方になると、自分で仕事を獲得するほかに、大手工務店の下請けの仕事もできるようになります。
ひと通りの大工技術を身につけた後に業務範囲を広げたい場合は、建築士の資格を取得することを検討してもよいでしょう。建築士を取得することで住宅の設計から施工まで一通りの仕事を担当できるようになります。建築士資格を持つ大工は、一通りの大工仕事をこなすことのできる大工といえるため、非常に需要があります。
「大工になる」ことの実態とは?業界で活躍するNIT卒業生のインタビュー!
まとめ
ここまで、大工になる方法や資格についてを解説してきました。
NITでは、大工に興味がある高校生の皆さんを応援しています。資格の取得を目指している方は、専門学校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。学校の雰囲気は、オープンキャンパスにて知ることができます。
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インテリアデザイナー、インテリアコーディネーターになるには?必要資格と難易度、取得方法、学校選びのポイントなど
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インテリアデザイナ-やインテリアコーディネーターになるには?必要資格と難易度、取得方法、学校選びのポイントなど
インテリアデザイナーとは、空間全体のプロデュースをするインテリアデザインの専門職です。インテリアデザイナー、インテリアコーディネーターにになるには、どんな資格が必要なのでしょうか。また、資格の種類や取得までのステップは?大学と専門学校での学びはどう違うの?皆さんが気になる点について、ピックアップしてまとめていきます。
◇インテリアデザイナーとは
インテリアデザイナーという仕事は、依頼者のニーズに合わせて生活空間(住宅に限らず、店舗・オフィス・ホテル・学校・病院・なども)をプロデュースする仕事です。依頼者の要望に対して「自分はこんな風に考えデザインする」という事を、ラフスケッチやCG、模型などを使い相手に伝えそれを現実に形にしていきます。建物内部(庭なども含む)の空間づくりや装飾をはじめ、住空間全体もしくは一部の家具や照明などの室内の演出、デザイン、場合によっては建物全体の構成を手掛けます。よって、建築の知識も必要な仕事です。
インテリアデザイナーになるための必要資格や取得難易度
インテリアデザイナーになるために資格取得は必須ではありません。しかし、インテリアデザイナーの資格を持っていることは、インテリアデザインの専門知識があるということを相手に示すための根拠となりえます。代表的なのは、日本デザインプランナー協会の認定試験で取得できる「インテリアデザイナー資格」です。この資格を明示することで、確かな知識を持っている人物だと対外的にアピールすることができるのです。もちろん、これは企業への就職を目指す場合も同様です。合格率は例年30%前後しかなく、難易度としては決して易しいというわけではありませんが、きちんとインテリアを学ぶことで、合格することは十分に可能です。
◇インテリアコーディネーターとは
インテリアコーディネーターはあるひとつの空間の用途に合わせて、空間を構成する各要素において適切な色や素材、デザインなどをバランスよく組み合わせ、最適なコーディネートを提案する役割があります。対象とする空間は住宅が多いですが、オフィスや店舗、医療施設、商業施設など多岐にわたります。どんな雰囲気の空間にしたいのか、その空間でどのように過ごしたいのかといったお客様の要望に沿いつつ、空間全体のバランスを見ながらプロとしてプラスαのコーディネートを提案するのがインテリアコーディネーターの仕事です。
「インテリアコーディネーター」という資格は、公益社団法人インテリア産業協会が認定する資格で、インテリア業界ではもっともメジャーな資格です。受験にあたって年齢制限や建築系の学歴、実務経験などは必要なく誰でも挑戦できます。筆記試験である「一次試験」と、プレゼンテーションを行う「二次試験」とがあり、両方に合格することで資格が取得できます。資格取得のメリットは、お客様からの信頼感アップや転職・就職・スキルアップの際に有利になる点です。2020年度の試験では全国平均合格率24.1%と難易度としてはやさしくはありません。ですがNIT(新潟専門学校)ではインテリアデザイン科にて対策授業を行い合格率77.7%(2020年度 2次試験)と非常に高い合格率で、多くの学生が卒業までに合格をしています。
◇インテリアプランナーとは
インテリアプランナーは、住宅やオフィス、商業施設などの建築物に関するインテリアの設計を行う仕事です。インテリアプランナーの仕事は多岐にわたり、調査や分析をした上でコンセプトを提案するプログラミング業務、空間をデザインするデザイン業務、品質コスト面を管理する業務、工事状況の管理するマネージメント業務など、幅広い分野の仕事があるのが特徴です。
「インテリアプランナー」の試験は「公益財団法人 建築技術教育普及センター」が実施しています。内容は、「学科試験」及び「設計製図試験」により構成されます。学科試験は年齢の制限や条件などもなく誰でも受験が可能です。また、学科試験に合格すると「アソシエイト・インテリアプランナー」に登録可能です。その他、1・2・木造建築士の資格保有者は優遇制度(学科試験免除)があります。インテリアプランナーの合格率は30%ほどで、製図試験が難関です。そのため合格者の多くは大学や専門学校で専門知識を学んでその後就職をして、実務経験をしっかりと積んだ人が多いです。インテリアプランナーの資格取得のメリットとして、 商業施設士など他の試験を受験する際に優遇措置を受けられることがあります。他にも建築設計事務所などの登録時に、「測量・土質調査・建設コンサルタント等業務競争参加資格審査申請書」にインテリアプランナーの人数を記載できるため、 建築設計事務所で働くことを考えている方は取得しておくのも良いでしょう。また、消費者の住環境へのこだわりが強くなっている中、インテリアプランナーへの期待は高まりつつあり注目の資格です。
◇インテリア設計士とは
インテリア設計士は、戸建住宅や集合住宅、オフィスビル、商環境、モデルハウスなどにおいて、リノベーションを含むインテリアの設計(家具設計も含む)を行い、より快適で安全、魅力的なインテリア空間の提供を行います。企画やデザイン、設計など、デザインに関する面での仕事がメインで、流通に関わる前段階までです。コーディネーターと最も大きく異なる点は製図を担当できることで、コーディネーターと比較するとより建築的な作業が多いといえます。民間資格であるインテリアプランナーやインテリアデザイナーとは違い、インテリア設計士は経済産業省が所管している国家資格です。
インテリア設計士の資格は1級と2級に分かれており、2級は、建築やインテリア関係の学校に在籍している人や卒業した人が受験対象です。関連の学校に通学していない人でも20歳以上であれば受験可能で、いずれも実務経験は必要ありません。1級は、建築やインテリア関係の学校を卒業し一定期間の実務経験を持つ人が受験対象です。関連の学校を卒業していない人は5年の実務経験があれば受験できます。どちらも学科試験と実技試験があり、その両方に合格する必要があります。
受験資格が大学の建築学科や専門学校、または実務経験を求められますが経験者が受ける為、合格率は2級で80%程度、1級で50%と比較的高めで、勉強や仕事のなかで併せて勉強していくと合格はしやすいでしょう。インテリア設計士の資格があることにより、インテリアの勉強を積み重ねてきた証明になります。
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併せて取得しておきたい関連資格
「商品装飾展示技能士」「色彩検定」「建築CAD検定」「1.2級建築士」 等の資格も合わせて取得することによりインテリア業界での活躍の場が広がります。
この、「併せて取得しておきたい関連資格」については、新潟工科専門学校にて在学中に合格を目指すことが可能です。
資格取得にはどんなステップ/ルートがある?学校選びのポイントとは?
インテリアの資格は、実際に就職してからも役立つ知識が多く、さらにお客さまの信頼を得やすいため、多くの人が取得しています。インテリアの資格を受験するには、
①建築系、デザイン系の専門学校を卒業する
②建築系、デザイン系の大学を卒業する
③建築系、デザイン系の高校を卒業する
④独学で勉強する
の4パターンがあります。ただし、インテリア分野の資格の合格率は20%台と大変低いため独学の場合、民間のスクールなどで試験対策をする方がほとんどです。
インテリアコーディネーターの仕事に関連する学問は、大学・短大をはじめ専門学校やスクールでも学ぶことができます。ただし、大学・短大では資格対策は行わないため、「資格取得ができるか」「資格取得後の働き方や就職先」まで意識して、学校や学科を選ぶといいでしょう。そのほか、取得を目指せる資格などもチェックしておきましょう。
独学と通学の違い
【独学】費用もそこまでかからず、勉強できるタイミングや場所を選んで学ぶことができます。ですが、未経験の場合は専門用語などの理解を深めるのが難しかったり、そういった疑問をすぐに質問できる相手がいなかったりといったデメリットもあります。インテリアプランナーや設計士のように実技試験のある資格については、独学で学ぶには非常に難易度が高いです。
【通学(大学)】大学や短大の建築学科やデザイン学科、生活科学科などはそれぞれインテリア以外の知識も幅広く学べることがメリットです。ただ資格対策が無いため試験勉強は自身で行う必要があります。
【通学(専門学校)】専門学校のインテリア関連の学科・コースでは、インテリアの実務についてより専門的に学ぶことができます。また、資格対策のサポートもしっかりしています。
大学と専門学校の違いとは?
大学と専門学校を同列のものと考えている方も多いですが、実は大学と専門学校はその役割や学びの内容が大きく違います。進学を考える際には、この違いをしっかりと掴んだうえで比較するのが良いでしょう。
【目的の違い】
・大学
大学とは、学術的な内容を学びつつ、幅広い教養を身につけるための場所です。調査や実験を行い世の中のために研究を行うことが大事です。
・専門学校
専門学校とは、卒業後すぐにプロとして働けるように、技術を磨くための場所です。資格取得と技術の習得に非常に力を入れています。
【学習スタイルの違い】
・大学
大学は原則として、希望する講義を受講できるようになっています。教授が一人いて受講者は100人単位ということも多くあります。欠席などもとがめられないことが多いので、何をするために大学へ通っているのかを明確化しておかないと、時間を浪費してしまうことになります。
・専門学校
専門学校は高校同様に最初から学校側で定められている時間割りに従って学習を進めます。クラス単位での授業になるため、先生の目が行き届く人数での授業になりますので安心です。
【修業年限の違い】
入学してから卒業するまでの年数も違います。
・大学
大学では、基本的に4年間~6年間で卒業できるようになっています。
・専門学校
専門学校の場合は、2年制の学科が圧倒的に多いです。ただ、学校により1年で卒業できるものから4年間で卒業できるものまで修業年限は様々です。
【学費(入学金+授業料)の違い】
・国立大学の学費:約244万円
・私立大学(理系)の学費:約454万円
・専門学校(工業)の学費:約130万円
上記が卒業までにかかる大まかな学費です。専門学校は2年間なので、4年間通う大学よりは少ない金額となります。
※ここでは、入学金と授業料の合計を学費として計算していますが、実際はそれ以外にも諸経費(実習費や設備費など)がプラスされます。上記の数字はあくまでも目安です。
学校選びのポイントまとめ
ここまでインテリアの資格や職業について紹介してきましたが、ここからは少しでも「将来インテリア業界で働きたい!」と思った方向けに学校選びのポイントをまとめます。
・就職後の働き方や就職先を意識する
インテリアの業界で働くには実践力が大切になります。新潟工科専門学校では授業の半分以上が実習授業のため、就職後に役立つ「実践力」が身に付きます。また、職業実践専門課程認定校で企業との連携授業も多く、授業には企業の先生も来てくれます。より本格的な実習が経験できます。
・専門業界就職率も確認する
「ただ就職できれば良い」ということではなく、学生が「学んだことを生かした就職(専門業界就職)をできること」にこだわっています。新潟工科専門学校の就職率は98.1% 専門業界就職率 99.0% ということで、毎年高い水準を保っています。
・取得を目指せる資格やサポート体制などもチェックする
新潟工科専門学校ではインテリア試験対策授業を行うなど資格試験へのサポート体制がしっかりしています。そのため、難関試験インテリアコーディネーターの合格率は77.7%(2次試験)と全国平均と比べてもかなり高い合格率です。
インテリアデザイナーやインテリア業界の仕事に向いている人とは?
・明るく前向きな人
お客様や大勢の人と接する仕事のため、いつでも明るく前向きで、誰にでも好印象を与えられる人であることはとても大切です。また、オフィスワークだけでなく、打ち合わせや現場の確認など外に出ることも多い仕事のため、フットワークが軽く、体力に自信のある人も向いています
・人と接することが好きな人
お客様が描くイメージや好みを的確に把握しなければならないため、コミュニケーション能力が欠かせません。施工業者やメーカーなどの担当者とも関わり、お客様との間をつなぐ役目も担います。相手の意思を尊重し、寄り添える人こそがインテリア業界には適しています。
・流行に敏感、新しいものが好き
照明や家具など、インテリア業界は流行の移り変わりが激しい業界です。常に新しいことを学ぶのが好きな人や、最先端の流行に触れられる展示会などに出かけて、積極的に情報収集するのが楽しみ、という人にも向いています。
はじめは「好き」がきっかけで分野に関心を持つことが多いですが、大丈夫です。学習するうちに明確な目標が見つかりますのでご安心ください。
インテリアデザイナーやインテリア業界の仕事に就くメリット、仕事の魅力とは
インテリア分野の仕事につくメリットは?
インテリアの仕事に正解はありません。依頼主からの曖昧として形のないイメージを、インテリアとして形にしていく過程は、苦労も多いけれど、とてもワクワクするといいます。家の購入は人生に一度あるかないかなので、そのサポートをさせていただく仕事は、責任が大きい分、やりがいを感じる仕事です。
インテリアの仕事では、現場経験が重要です。経験を積めば積むほど自分の中の引き出しが増え、インテリアの仕事にも生かされます。一度知識や経験を身につければ、一生続けることができる仕事のため、この業界で長く働きたい人にとっては非常に魅力的な職業といえます。
インテリアの仕事の魅力を知る

【住宅メーカー】
住宅メーカーが手がけた一戸建て住宅やマンションの展示場、住宅設備のショールームをコーディネートするのが、インテリアコーディネーターの仕事です。インテリア設計士は、住宅メーカーで部屋のデザインを担当します。
【設計事務所】
設計事務所におけるインテリアの設計はハウスメーカーに比べて自由度が高く、よりお客様のニーズに合ったオーダーメイドの提案が出来るので、インテリアコーディネーターの力をフルに発揮できる仕事です。また、インテリアデザイナーとして就職した場合は家具、雑貨類、照明器具などのコーディネートはもちろん、たとえば天井のデザイン(開口部分を作るなど)などの設計にまで関与することも良くあります。
【インテリア販売店】
インテリア商品を展示するインテリアショップやデパートでは、「空間プロデュース」のような仕事を行います。販売する商品をわかりやすく、魅力的に展示することで、商品の魅力を伝えることが主な仕事です。
新潟工科専門学校の就職率は 就職率 98.1% 専門業界就職率 99.0% ということで、毎年高い水準を保っています。「ただ就職できれば良い」ということではなく、学生が「学んだことを生かした就職(専門業界就職)をできること」にこだわっています。
実際にインテリアを目指す学科に入学した学生、そして卒業した学生にインテリア業界で働く/学ぶメリット・仕事の魅力を聞いてみました。ぜひ進路探しの参考にされてください。
私は住宅メーカーのインテリアコーディネーターとして働いています。壁紙や床材、表に見える色の選定を担当しています。お客様の満足のために日々業務を行うことで、「感謝」をされることが多い仕事です。お客様のお子様から感謝の手紙をもらうことも!こういったことが日々の活力になります。
まとめ
ここまで、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーになる方法を解説してきました。
NITでは、インテリアに興味がある高校生の皆さんを応援しています。資格の取得を目指している方は、専門学校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。学校の雰囲気は、オープンキャンパスにて知ることができます。
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【建築・インテリア・大工・土木測量・電気】NIT卒業生インタビュー【お仕事が分かる!】
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【NIT卒業生インタビュー特集!】
NITは、この2021年3月までに6400名以上の卒業生を輩出しています!卒業生は、ほとんどの方が専門業界に就職しています。
業界で活躍している卒業生のインタビューをまとめました!各分野でどんな風に仕事ができるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
【建築士】
ダイエープロビス株式会社 羽鳥さん(十日町高校出身/建築士学科→建築士専攻科2019年3月卒業)
■2級建築士として活躍中!設計図面作成を任されています!
株式会社キューブデザイン 代表取締役社長 弦巻さん(新潟工業高校出身/現 建築デザイン科 1996年3月卒業)
■1級建築士。設計事務所の社長として活躍中です!
【インテリア】
アサヒアレックスホールディングス株式会社 小林 美奈子さん(白根高校出身/インテリアデザイン科→建築士専攻科 2009年3月卒業)
■インテリアコーディネーターと建築士のWライセンス。住宅メーカーのインテリアコーディネーターとして活躍中!お客様のお部屋のコーディネートを決めるお手伝いをしています!
【大工】
キズナハウジング(株式会社小池) 清水さん(青森県八戸学院高校出身/建築大工科→建築士専攻科2018年3月卒業)
■大工として活躍中!先輩と一緒に一軒家の建築をしています!
【測量・土木】
株式会社ナルサワコンサルタント 南波さん(県央工業高校出身/現 測量建設科 2013年3月卒業)
■測量士として活躍中!毎回測量現場が変わるので新鮮な気持ちで仕事ができます!
【電気】
株式会社荻荘電機 小林さん(巻総合高校出身/電気電子工学科 2013年3月卒業)
■電気工事士として活躍中!建物の電気配線工事を行っています。
先輩のインタビュー、いかがでしたでしょうか?
生活を支える建築・インテリア・大工・土木・測量・電気の業界はやりがいも大きいです。
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【建築設備システム科】 ~就職内定者インタビュー~
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建築設備システム科の内定者インタビュー!
出身高校 中越高校出身
内定先
一般住宅、公共施設、店舗、マンション、あらゆる建設物の給排水衛生設備、
空調設備まで施工をしている創立60年の設備会社
株式会社 拓越
採用職種 技術・技能職
内定を受けて一言
じっくり時間をかけて選びましたが、地元でも大きな会社に内定を頂けて満足しています
将来は地域の方に頼られるような人材になりたいです
出身高校 佐渡総合高校出身
内定先
見えないところで快適空間を生み出す縁の下の力持ち
空気調和、給排水などの設計・施工・管理から住宅・店舗・ビルのリフォームなどを幅広く
行っている総合設備会社
株式会社 ナカムラ
内定を受けて一言
第一志望の会社から内定を頂くことが出来たので、とても嬉しかったです!!
将来は仕事をしっかりこなし、信頼される人になりたいです
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OPEN CAMPUS 毎月開催♪
次回は1月18日(土)
ご参加お待ちしています!
★好きな時間に話が聞ける!平日個別オープンキャンパスも実施中★

【電気電子工学科】 ~就職内定者インタビュー~
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電気電子工学科の、内定者インタビューをお届けします
出身高校 新潟東高校出身
内定先
高速道路でお馴染みのネクスコ東日本のグループ会社で、
高速道路の維持管理、補修・修繕を行っており、高速道路をもっと安全・快適にする作業を行っています
株式会社 ネクスコ・エンジニアリング新潟
採用職種 設備管理
内定を受けて一言
第一志望の会社に内定が決まり、一安心しました!
将来は施工管理技士の資格を取得し、いずれは管理者として現場を
マネジメント出来る存在になりたいです
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【環境測量科】活躍している卒業生を取材に行きました!
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NITではときどき、活躍している卒業生の様子を取材に行っています
今回は環境測量科を平成25年に卒業した南波さん(新潟県 県央工業高校出身)のところにお邪魔しました
南波さんは、卒業してからずっと株式会社ナルサワコンサルタントさんで勤務しており、NITで取得した測量士補の資格を生かして活躍しています。(※現在は測量士補の上級資格である「測量士」も保持しているそうです)
当日は市内から少し離れた土地で測量をしていました
おおよそ半日、お仕事に密着させてもらいましたが、卒業生が自信をもって楽しそうにお仕事をしている様子を見ると、
こちらもとても嬉しくなります
「自分が測量した土地に道路などができると嬉しい」「測量を行う現場がいつも違うので、1現場終わると達成感があるんです!」など、測量のお仕事の魅力もたくさん語ってくれました♪
ちなみに…NITは26年の伝統があり、なんと6000人以上の卒業生を輩出しているんです!
南波さんのように頑張っている卒業生が、私たちの生活のすぐ近くにもいるのかもしれませんね
詳しい取材の様子は、後日動画でお届けします!
お楽しみに♪
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次回は12月14日(土)
クリスマススペシャルオープンキャンパス
ご参加お待ちしています!
