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建築士になるには?資格の種類や取得のステップ、大学と専門学校での学びの違いをチェック!
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建築士になるには?資格の種類や取得のステップ、大学と専門学校での学びの違いをチェック!
建築物の設計を担当する建築士。建築士になるには、どんな資格が必要なのでしょうか。また、資格の種類や取得までのステップは?大学と専門学校での学びはどう違うの?皆さんが気になる点について、ピックアップしてまとめていきます。
◇建築士資格の種類や取得要件の違いをおさえよう
まず、建築士資格には種類があります。一級建築士、二級建築士、木造建築士の3つです。それぞれ資格毎に特徴や取得要件が異なります。
一級建築士とは
一級建築士は3つの建築士資格の中で最も難易度が高く、資格を取得すれば制限なくすべての建築物の設計を担当できます。住宅だけでなく、学校や図書館、スタジアム、ビルまで幅広い設計が可能です。取得要件としては、建築系の専門学校や大学を卒業し「1・2級建築士の受験資格」を得ることで学科試験・製図試験両方の受験が可能です。免許登録要件には、専門学校卒業者は実務経験が4年、大学卒業者は実務経験が2年必要となります。また、建築系の大学や専門学校を卒業していない方(1級建築士の受験資格が無い方)は二級建築士を取得することで受験が可能で、免許登録要件としては二級建築士としての実務経験が4年必要です。
二級建築士とは
二級建築士は、住宅規模の建築物が設計可能となる資格です。住宅の設計を主な仕事にする方は、二級建築士のみ取得することもあります。受験は、一級建築士と同じく建築系の専門学校や大学を卒業していて「2級建築士の受験資格」を得ることで学科試験・製図試験両方の合格が可能です。また、この場合の免許の登録要件はありません(実務経験なしに合格後すぐに登録可能)。建築の指定科目が学修できる高校を卒業した場合、学科試験・製図試験の受験はすぐにできますが、免許の登録には実務経験が2年必要です。また建築に関する学歴がなくても7年以上の実務経験を積めば受験可能です。
木造建築士とは
木造建築士は、木造住宅程度の建築物が設計可能となる資格です。二級建築士よりも設計できる範囲が狭く、木造建築のみとなります。よって、受験者も少ない資格です。受験資格は二級建築士で求められる要件と同じです。建築系の専門学校や大学を卒業し「木造建築士の受験資格」を得ていれば学科試験・製図試験共に受験が可能です。この場合、免許の登録にも実務経験は必要ありません。建築に関する学歴がなくても、7年の実務経験を積むことで受験可能です。
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資格取得には、どんなルートがある?気になる合格率は?
以前は複雑だった受験・免許登録の仕組みも、令和2年3月の「建築士法改正」により非常にシンプルになり「建築士」が目指しやすくなりました。これから建築士を目指すことは、とてもオススメです。
建築士の資格を受験するには、①建築系の専門学校を卒業する ②建築系の大学を卒業する ③建築系の高校を卒業する ④建築系の会社で7年実務経験を積む の4パターンがあります。
・合格率は??
1・2級建築士の全国平均合格率については、
2級:25%程度
1級:10%程度 となります。
全国的にみると大変低いですが、新潟工科専門学校では過去問対策を行う独自のカリキュラムで2級建築士の5年平均合格率70.0%を達成しています。
こんな人にオススメしたい「建築士の道」
・モノ作りが好き
建築士は「創る」仕事です。図工などのモノ作りの授業が好きだった、DIYが趣味 などモノ作りに興味を持っている人におすすめです!
・建築物が好き、間取りを考えるのが好き
建築物に興味がある方は、もちろん建築士に向いています。「素敵な建築物を見に行くのが好き」「住みたい家の間取りを考えるのが好き」という方も向いています。
・創造するのが好き、考えるのが好き
建築士は創造する仕事です。何もないところに素敵な建物が建てられるよう、アイデアを考えることが好きな人が向いているでしょう。
実際にNIT入学者に話を聞くと、上記に当てはまっている人が大変多いです。はじめは「好き」がきっかけで分野に関心を持つことが多いですが、学習するうちに明確な目標が見つかりますのでご安心ください。
求められる能力/適性を知る
・実はコミュニケーション能力が大事!
建築士は仕事をする上で、お客様や現場監督、営業担当者など多くの人と関わりがあります。 建物の建築には多くの人が携わっているので、常に周囲とコミュニケーションを取り合いながら協力し合うことが大事です。
・責任感が大事!
建物を建築する際は、「建築基準法」などのさまざまな法律を守って設計をしていかなくてはいけません。 人々が安全に利用でき安全に暮らせる建物を設計しなければならないという責任もあります。どんなことにも責任を持って取り組むことが出来る人は建築士に適正があります。
広がる活躍の場!様々な場所で働く建築士
【設計事務所】
面白い建築物を設計したり、お客様の要望を最大限に取り入れた住宅をゼロからプロデュースしたりと、設計に関する様々な業務を行う建築士事務所。デザイン性に富んだ建築物を設計したいなら、設計事務所で働くのが良いかもしれません。
【ゼネコン】
元請として大型建築物の完成までを担うのがゼネコンです。
設計から施工までの総合的な技術力が求められるゼネコンの技術者として働く道もあります。
【ハウスメーカー】
設計担当者がお客様に対して直接プレゼンテーションすることが多いハウスメーカー。お客様に寄り添いながら住宅の設計に携わることができます。
新潟工科専門学校の就職率は 就職率 98.1% 専門業界就職率 99.0% ということで、毎年高い水準を保っています。「ただ就職できれば良い」ということではなく、学生が「学んだことを生かした就職(専門業界就職)をできること」にこだわっています。
進路選びのポイントまとめ
ここまで「建築士」の資格や職業について紹介してきましたが、ここからは少しでも「建築士を目指したい!」と思った方向けに進路選びのポイントをまとめます。
【重要】大学と専門学校の学びの違いとは?
大学と専門学校を同列のものと考えている方も多いですが、実は大学と専門学校はその役割や学びの内容が大きく違います。進学を考える際には、この違いをしっかりと掴んだうえで比較するのが良いでしょう。
目的の違い
・大学
大学とは、学術的な内容を学びつつ、幅広い教養を身につけるための場所です。調査や実験を行い世の中のために研究を行うことが大事です。
・専門学校
専門学校とは、卒業後すぐにプロとして働けるように、技術を磨くための場所です。資格取得と技術の習得に非常に力を入れています。
学習スタイルの違い
・大学
大学は原則として、希望する講義を受講できるようになっています。教授が一人いて受講者は100人単位ということも多くあります。欠席などもとがめられないことが多いので、何をするために大学へ通っているのかを明確化しておかないと、時間を浪費してしまうことになります。
・専門学校
専門学校は高校同様に最初から学校側で定められている時間割りに従って学習を進めます。クラス単位での授業になるため、先生の目が行き届く人数での授業になりますので安心です。
修業年限の違い
入学してから卒業するまでの年数も違います。
・大学
大学では、基本的に4年間~6年間で卒業できるようになっています。
・専門学校
専門学校の場合は、2年制の学科が圧倒的に多いです。ただ、学校により1年で卒業できるものから4年間で卒業できるものまで修業年限は様々です。
学費(入学金+授業料)の違い
・国立大学の学費:約244万円
・私立大学(理系)の学費:約454万円
・専門学校(工業)の学費:約130万円
上記が卒業までにかかる大まかな学費です。専門学校は2年間なので、4年間通う大学よりは少ない金額となります。
※ここでは、入学金と授業料の合計を学費として計算していますが、実際はそれ以外にも諸経費(実習費や設備費など)がプラスされます。上記の数字はあくまでも目安です。
卒業生・在校生から教わるNITで学ぶメリット
実際に建築士を目指す学科に入学した学生、そして卒業した学生にNITで学ぶメリットを聞いてみました。ぜひ進路探しの参考にされてください。
現 建築デザイン科(平成8年3月卒業)
■取得資格 1級建築士 弦巻 大輔さん(新潟工業高校出身)
―NITでの学びと培った人間関係が今の自分を作っている
NITでは建築士になるための知識や技術を基礎からしっかり学べるので、安心して学習できることがメリットだと思います。また、当時のクラスの友人はポテンシャルの高い人が多くて刺激になりました。友人とは、今でも交友関係が続いています。先生も一生懸命で親身な方が多い印象で、「NITでの学びと2年間で培った人間関係が、今の私を作っている」という感覚がありますね。
建築士学科 中村 謙吾さん(新潟東高校出身)
-高い建築士合格率だけでなく、質問がしやすいこともNITのメリット!
2級建築士試験の合格率が高いこと、最新建築設計ソフトであるBIM(Revit)の授業を受けられることが理由で、他校と比較の上、NITに入学しました。普通科出身でしたが、先生たちがゼロから教えてくれるので授業にしっかりついていくことができます!先生たちとの距離感が近いので質問しやすいこともNITの大きなメリットだと思います。
まとめ
ここまで、建築士になる方法を解説してきました。
一級建築士になる最短ルートは、建築系の専門学校・大学を卒業した後、一級建築士の試験に合格し実務経験を積むことです。二級建築士については、建築系の専門学校を卒業し試験に合格することが最短ルートとなります。
NITでは、一・二級建築士の合格を目指す高校生の皆さんを応援しています。資格の取得を目指している方は、専門学校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。学校の雰囲気は、オープンキャンパスにて知ることができます。
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