◆NIT ブログ
【理論を学ぶ!】平板測量実習!
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本日は環境測量科(※2021年度からは測量建設科となります)の授業をレポートします!
授業にお邪魔すると、、学校の敷地内にて環境測量科2年生が平板測量を行っていました。
(いつもは学校近くにあり広大な敷地を誇る鳥屋野スポーツ公園をお借りしているのですが、あいにくの曇り空だったので学校敷地内での測量に予定変更をしたそうです。)
平板測量とは?
製図用の平板に三脚を取り付け、磁石や巻尺などを用い、直接現地で作図しながら行う測量。
昔からある測量方法です。
平板測量は、簡単に正確に測量できる最新の測量機器が登場してからは、測量現場から姿を消しました。
しかし、測量の理論を学ぶには最適な測量方法なんです。
そこで、NITでは勉強のためにこの測量方法も実習しています。
最新の測量機器は便利ですが、1つ落とし穴が…。
簡単に測量ができることで、「機器の使い方だけを覚えて測量の原理を知らない人が操作」をしてしまうと、「精度の高い測量ができたのかどうか?」がわからなくなってしまうんです。
そうならないためにこういった基本的な測量の原理を学校で学習しておきます。
しっかりと理論を学習している測量士であれば、実際に現場に出たときに「この数字はおかしい!」とミスに気づきやすくなるのです。
学生たちは、精度の高い測量をするために議論しながら測量を進めていました。
学生にインタビューすると、
「いつも行っている普通の測量よりも正確に測るのが難しい><でも、だからこそ勉強になります!」とのことでした。
最新の測量も勉強しつつ、しっかり理論や知識を備えた測量士・土木従事者になれるよう、これからも張り切って実習していきましょう~(^^)/
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